ハードワーカー。
朝早く起き仕事へ向かい、夜まで精いっぱい働く人のこと。
最近、仕事が忙しく、仕事以外の事をじっくりと考えられない状況だった。
深夜まで働く人達を見ると、私のキャパが低いかもしれないが、
毎週、全国に出張にいっては数日泊まったり、日帰りで往復6時間かけて他県への訪問をしたりとくたくたな日々。
一体自分はどこに向かい、何を目指しているのか分からず、
朝起きてはとりあえず支度をして、趣味の学習をし、仕事へ行き、帰ってきては運動などをしたり、飯を食べたり、そんな日々であった。
数年前、私は大阪へ来た。自分なりに野心や目標があった。
1に社会人として責任感持って働き結果を出す事。
2に貯金。この金額まで設定と明確化した。
3に資格。
4に生活。自炊、運動、メンタル面、の強化。
であった。
気合を入れて本気で頑張った1年目。あまり結果は出なかったが、成果を出す兆しが見えた。2年目に入ると、所属するチームの人の中でも褒められる成果を出せた。
必死だった。土日も業界新聞を読み、顧客ターゲットを絞った。拾った営業トークはメモをして、口下手だった自分自身をアップデートをするべく取り組み続けた。
資格は、TOEIC850、簿記2級、BATIC、と受け取得。廃棄処理物処理検定は惜しく不合格だったものの、現在は会計と英語のUSCPAを受けている。
そして3年目に入った。
プロの洗礼と呼ばれる言葉があるように、プロ野球に鳴り物入りで入ったルーキーは一年目活躍できても2年目は壁にぶち当たることが多いなのだが、私は逆だった。
私は、才能なんてない凡人であるが、洗礼を受けたのは1年目で、そこからなにくそと走ってきた。3年目になると、何とかなくこれくらいの力を持った人が所属チームにおり、自分がどんな力でやればいいのか分かるような気がするようになった。
つまり、今まで走ってきて周りが見えてこなかったが、匙加減が少しわかるようになり
自分の立ち位置を客観視できるようになったと思う。
仕事はかなり増えた。任されることがどんどん多くなり、TODOリストを整理し、
一日一日マシーンのように事を進めた。どんどん取引が取る事ができ、なんか面白いと自信になった。色んなチャンスが巡ってきて、ボールを打ち返しまくった。
多少、怒られてもいいから進もうと前向きに協力しながら進んだ。
そうこうする中、自分はなぜこんな必死なのか、考える事もでてきた。
周囲の人には家族がいて、仕事と家族、トータルで見た時の人生であることを感じる。
私にはまだ家族はいない。
仕事と資格などばかりで重戦車のように進んでいる事を感じた。
ゴールデンウイークに入り、旅行へ行き自然に触れ、小さいことの記憶や自分の歩んできた道のりを振り返った。いつも走っていたなと思った。
また、育ててくれた両親、色んな人への感謝の気持ちが出てきた。
そして、仕事一本から、私生活も充実させて、両立させていきたい気持ちが出てきた。
個人的な目標もある。30歳になるまでにはUSCPAを取り、色んな環境で色んな人と働ける資格を入手したいと考えている。
仕事もコツコツ積み重ね、結果もそうだが、力を入れ、周囲からの信頼を得ていきたいと思う。貯金もコツコツ実施しこうと思う。今はやりの早期退職なんては考えていない。燃える事へのチャレンジをしていく。
一方、周りの人への恩返しも忘れず、「心」の部分でも進化していきたいと思った。
忙しくなれば視野が狭くなり、向かっている方向が見えなくなる時もある事だと思うが、日本で言えばゴールデンウイークのような大型連休で自らを振り返り、アップデートすること・客観視することは大切なのである。